皆さんの家にフイルムカメラの古いコンパクトカメラや一眼レフの使えないレンズが家の片隅にないだろうか。デジカメに変わって、フイルムカメラの需要はめっきりと減ってきて、これからも使わないカメラがあれば、レンズだけカメラから外して、デジタルカメラに着けて楽しめる方法がある。
特に今はやっているミラーレス一眼レフタイプのカメラには大体のレンズが取り付けられる。私が使っているソニーのNEX5やパナソニックのGF1などは、レンズアダプターを購入して、ニコンのレンズやキャノンのレンズを着けて楽しんでいるが、これでは皆さんを楽しんだ方は何人かいらっしゃるかもしれない。
もちろん、このアダプターを使ってレンズを楽しむのもいいが、自分でコンパクトカメラを分解して独自の楽しみ方をするのも面白いのでやってみて頂きたい。
今回は、ビックミニのレンズをNEX5に着くように制作してみる。コニカのビックミニは、何種類かあるが写真のようにレンズの丸い形のものが簡単に加工できて、無限からマクロの撮影が出来て楽しい。
そろえるもの
①コニカビックミニ
②NEX用のボディーキャップ1つ
③電動ドリル、または、手動ドリル
④木工用穴あけ28mm直径
⑤瞬間接着剤
まず、①コニカビックミニの分解から始めましょう。このカメラは、前と後ろのプラスチック部分がはめ込み式になっているのでマイナスドライバーで、ドライバーの先を入れて、軽くひねれば、この飾りカバーは簡単に取れる。
後は、フィルムの裏蓋を外して、レンズの部分のねじを外すとレンズの本体が緩むが、その前に四角い枠が取れるので、それを外して行う。
カメラの前面におレンズのある方は、レンズの周りのビスをドライバーで外していくとレンズとレンズのピントを合わせる部品が別に取り除ける。この部分はンねじ込みになっていてレンズを引き出すと近くのものが撮影できる接写が出来る形となる。役55ミリのマクロレンズ的な撮影ができる。
レンズを外したら、レンズの裏面から3本のプラスのねじを外す。これは、絞の調整をするのが難しいので、レンズの前面と後部から挟んで絞りの羽があるのでこれを外す。ねじを外して、絞を取り去り、また、ねじを締めるだけだが、ドライバーは先が磁気タイプのもので、下に白い紙を引きながら作業をするといい。
次にNEXのEマウントのカメラボディーキャップを用意する。純正のボディーキャップだと1つ600円ほどするが、e-bayからだと、レンズキャップとカメラボディーキャップのセットで1組100円ほどで購入できるので、5セットほど購入して加工することにしている。送料は、タダだが、1か月と半ほどの時間がかかってしまうので、短気な人カメラボディーキャップには向かない。
カメラボディーキャップのドリルで穴をあける。カメラボディーキャップを何かで挟んで穴をあけるのが一番いい。手で押さえての作業では手を怪我してしまうので十分に注意をして作業を行って頂きたい。
最後はレンズキヤップの内側からレンズのねじ込みの外側の部分に瞬間接着剤を付けて、カメラボディーキャップとレンズの外側のねじが切ってある部分をくっければ出来上がりになる。
コンパクトカメラは、フイルム面とレンズの画像を結ぶ場所一眼レフよりも狭いため、一眼レフのデジタルカメラに着けることは出来るが、無限大では遠景の撮影は出来ない。しかし、このミラーレスデジタル一眼レフでは、フイルム面とレンズの画像を結ぶ場所(フランジバック)がコンパクトカメラに似ているために、このようにコニカビックミニのようなカメラのレンズを着ける事が出来る。また、液晶の画像を見ながらピントを合わせることが出来るミラーレス一眼レフの特徴なので、それを利用すれば、たいていのレンズを着ける事が出来る。
ピント合わせは、レンズの先端を回してピントを合わせれば簡単bにピントを液晶を見ながら合わせる事が出来る。
ヤフーオークションなどでコニカのビックミニは、100円から500円程度で売っているので、レターパックなどで送っもらうようにすれば1000円程度で購入できるし、木工用ドリルでプラスチックに穴をことが出来るので、丁寧に仕上げると面白いレンズが自分で作れる。
少し、カメラを分解するのは少し抵抗があるが、デジタルカメラでレンズを使える楽しみを考えれば、少し遊んでみる価値はあるかもしれません。
下記には、無限大と接写の撮影例の写真。
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