手振れ装置のOSが付いているシグマの70-200mmF2.8のレンズ。フルサイズの5DmarkⅡに着けて撮影した。ISO3200まで感度を上げて、絞りの値は開放のF2.8、シャッター速度は50分の1である。レンズのズーム領域は100mmなので、この数値であれば問題なく手振れはしない状態である。シグマのOSは、オプティカルスタビライザーの略である。
感度を3200まで上げて、明るいレンズを着ければ大抵のものは撮影できる。夜景が一段と撮影しやすくなったのは、このOSのブレ防止も大きく関わってくる。
レンズは、AFの作動も早く開放での撮影だが、このレンズの抜け方は、FDLレンズの2枚の効果がでていて画像にシャープさが出ている。純正のEFレンズもこの70-200mmF2.8のレンズは、レンズ構成が贅沢で、蛍石レンズが1枚、SDレンズが5枚になっている。このFDLはシグマの蛍石レンズである。
シグマがこのFDLのレンズを搭載してからレンズの切れが良くなっているようだ。私は8-16mmのレンズからこのFDLレンズの入っているレンズを使用しているが、コントラストや抜けは良い様だ。ただ、シグマの検査出荷基準がまだ甘いようで、このレンズも2本目のものになっている。最初のレンズが片側ボケのレンズでためし撮りででてしまった。サービスセンタに送り、新しいレンズに取り替えてもらった次第。
この基準は、純正品のメーカー検査よりやはり甘いような気がする。もちろん、純正のメーカーの機種の多くあるものに対処しなければならない点と検査する機種の基準も問題になってくるから大変だろうと思うし、他のメーカーもレンズとして供給していかなければならない点は大変だろうが、この出荷の検査基準はレベルを上げていかないとやはり、純正品の神話には、シグマのレンズでは適わなくなってしまう。
ボケ味やレンズの抜け具合、シャープさの良いこのレンズ。色々な撮影をしてみようと考えている。
シグマのこのレンズのHPのページは下記にアドレスを記しておく。
http://www.sigma-photo.co.jp/lens/tele/70_200_28_os.htm
シグマ APO70-200mmF2.8 EX DG OS HSM キヤノンマウント
ミカサカメラWeb
商品出荷までの目安1日?3日で出荷※出荷目安について手ブレ補正機構搭載、フルサイズ対応大口径望遠ズー
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商品出荷までの目安1日?3日で出荷※出荷目安について手ブレ補正機構搭載、フルサイズ対応大口径望遠ズー
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